南極大紀行


マクマード基地では様々な講習会が定期的に催されており、
皆 自分の行動計画に合わせて必要なクラスを受講します。
その中で最も人気があるのが「スノー・スクール」と
呼ばれる、1泊2日の雪中キャンプです。定員に空きが
あれば 余暇として参加する人まで結構います。


(左): 寝袋・テント・道具など
の支給を受けます。

(右): スコットテント(ピラミッド
テント)の組立。百年の歴史を
持ち、風に強いタイプです。
(左): 雪を積んだあと、中を
くり抜いて「かまくら」作り。

(右): こちらは現代風の
軽量テント。
(左): 雪のブロックを切り出し
風上に防風壁を建てます。

(右): できあがり!
雪のブロックで作ったイグルー
(かまくら)も見えます。
食事は お湯を注ぐだけの
レトルト食品や、チョコレート
などの高カロリー食品で。
(左): 無線装置。簡易アンテ
ナを延ばせば条件によっては
数千kmも届きます。

(右): サバイバルバッグの
中身。遠出の際は必携です。
      (撮影:E . R. Christian)

スノー・スクールには上級編もあり、クレバスの穴からよじ登る
訓練などを受けるそうです。
内陸の遠征旅行などをする場合には受講が必須となるようです。